ジンオウガになるのが一番長期的な将来の夢です。アイ変わらずのラニャーニャ村のカクです。
今回は、2018年7月15日に幕張メッセにて開催されたモンハンのファン向けイベント、「モンスターハンター:ワールド 狩猟感謝祭2018」に参加してきたので、そのレポートを書こうと思います。
更新が遅れたのはいろいろあったからです。こんな駄文をまとめるのにも時間かかってしょうがないからダメだね。ほんと。
前節
さて、ひとくちに「モンハンのファン」といっても様々な種類のファンがいます。
集会所でタイムアタックを極める人はもちろん、おしゃれ装備を作る人、仲間と一緒にワイワイ狩る人、ひたすらアイルーを愛でる人、ゲーム外だとモンハンのイラストを描く人に小説を書く人、武器や防具を造型する人、モンスターのコスプレをする人、ゲームに出てくる料理を実際に作っちゃう人、世界観を考察する人……。
自分が「アイルーのイラストを描く人」としてモンハンのファンコミュニティーに参加してみて気づいたことですが、人によって得意武器や好きなモンスターが様々なら、モンハンの「楽しみ方」も人それぞれなのです。
もちろん、どれが良くてどれがダメということは絶対にありませんが、ここ数年、公式からは一番最初の「集会所でタイムアタックする人」たち以外が軽視される流れが出来たように私は感じていたのです。
「モンスターハンターフェスタ」というイベントをご存知でしょうか?
2007年から2016まで隔年~年に一回、日本全国で開催されてきたモンハンの公式イベントで、ハンターたちが腕を競い合うゲームのタイムアタック大会のみならず、ファンなら楽しめるステージイベントやノベルティがもらえるゲームを楽しめるモンハン屋台、なかなかお目にかかれない大型の造形物や開発資料の展示、お絵かき自慢のハンターが腕を振るって応募するイラストコンテスト、開発資料たっぷりの公式パンフレットを始めとするグッズ販売など、すべてのファンが楽しめる、まさに「モンハンの祭典」でした。
自分は受験で参加できなかったモンスターハンターフェスタ’16を除き、’11以降毎回参加してきました。
流石に壮観だわ…あと11のパンフは読み込みすぎてページ取れたりした pic.twitter.com/nvdkMGVXSB
— ラニャーニャ村のカク (@kazuairou) July 18, 2018
↑毎回買ってた(’16のものはイーカプコンで通販購入)私物のパンフレット
ところが続く2017年は、モンスターハンターダブルクロスとモンスターハンターストーリーズのゲーム大会を主軸にした、「モンスターハンター頂上大会」というイベントがモンハンフェスタの代わりに開催されました。
「モンスターハンター頂上大会」公式サイトより抜粋
なーにがクソゲーも合わせて夢の二冠じゃボケェ
この頂上大会では、ちょっとした展示/MHXXver.Nintendo Switchを含むカプコンタイトルの試遊や限定グッズの販売こそあったものの、イラストコンテストやモンハン屋台などのゲームをやらない人でも楽しめる企画は全滅。さらに大会出場選手以外は事前に一般観覧者として応募して抽選に受からないと入場すらできないというスタンスで、「集会所でタイムアタックする人」以外のファンをないがしろにしているように当時の僕には思えました。
運営側も流石にこれは不味いと思ったのか、地区大会を重ねるごとにファミ通の最新号を持参した人を観覧者として入れたり、ナゾのパズドラコラボ招待枠が設けられたり、最終的に決勝大会では事前応募不要のフリー入場とされましたが…
フェスタでは一部の要素に過ぎなかった大会をメインにした結果、腕に自信がない人、闘技場をやらないので大会に参加することを敬遠した人を予選段階で弾き、決戦では大会に出ない人でも入れるようにしてもガラ空きになってしまったクソイベントでした。 #MH頂上大会 #モンハンフェスタを返せ
— ラニャーニャ村のカク=◎ω◎= (@kazuairou) 2017年6月25日
というか本当に参加したい人も抽選に漏れたらオジャンだし誰も得しないよねこのイベント #MH頂上大会 #モンハンフェスタを返せ
— ラニャーニャ村のカク=◎ω◎= (@kazuairou) 2017年6月25日
当時の俺のキレ節。まー自分の感想はこんな感じでした。
そして今年、2018年。
今年こそはフェスタが開催されることを期待していたのですが、スタートしたのは「モンスターハンター:ワールド 狩王決定戦2018」。去年の頂上大会と同じく全国で事前応募した選手による予選を行い、一般観覧者も事前に募集をするというまるで成長していない大会でした。
「モンスターハンター:ワールド 狩王決定戦2018」公式サイトより抜粋
決勝大会は都内で開かれることが通例だった今までとは違って、千葉県の幕張メッセでの開催。
自分はこの時点ですでにフェスタの開催は諦め、このイベントに関しては情報を追いかける気もありませんでしたが、
決勝大会開催前になってこんな公式発表が。
【お知らせ】入場無料/フリー入場イベント「モンスターハンター:ワールド 狩猟感謝祭 2018」が2018年7月15日(日)幕張メッセ(2・3ホール)で開催決定!日本一最速ハンターが決まる「狩王決定戦2018 決勝大会」はもちろんの事、その他、来場する全ハンターが楽しめるコンテンツをご用意!#狩猟感謝祭2018 pic.twitter.com/APz55Uu8Ya
— モンスターハンター:ワールド公式 (@MH_official_JP) 2018年6月3日
なんということでしょう。俺たちのモンハンフェスタが帰ってきてくれました。
名前こそ「狩猟感謝祭」と変わっているものの、「全ハンターが楽しめる」と公式が公言するイベント。そのありがたさを噛み締めながら参加してきました。
前置きがひっじょ~~~に長くなってしまいました。
感想行きます。(急に雑になる)
当日の詳しい様子はこちらもどうぞ。多分この記事だけじゃ何が何だか分からない。
ファンが作る!公式と飾る!自主制作作品展示
今回、自分は「自主制作作品 出品者」として参加しました。
「自主制作作品展示」とは、文字通り自分で制作したモンハンに関連する作品を、事前に応募した上で当日、会場に持参してコーナーに飾るという企画でした。
【狩猟感謝祭】モンハンシリーズをモチーフにした"自主制作作品"の展示コーナーの設置が決定!本日6月14日より会場で展示したい作品の募集開始!イラスト、装備や武器、防具、フィギュア、刺繍、フェルト人形、バルーンアート、フラワーアートなどなんでもOKです!詳細は⇒https://t.co/1Fnwj0SHT4 pic.twitter.com/aoYErcB88Y
— モンスターハンター:ワールド公式 (@MH_official_JP) 2018年6月14日
この自主制作作品展示は、今までのモンハンフェスタで開催されてきたイラストコンテストとは違って、賞は一切設けられていないほか、当日は幕張メッセまで作品を持ってこなければいけないという、少々ハードルの高い企画でした。
一応、事前に作品画像を提出した上での審査こそありますが、自分の知る範囲では応募した方全員が採用されていました。二次創作である「モンハンどうでしょう」に関連する作品も採用されていたので、審査の基準はかなり緩めだったようです。というより「モンハンの作品」だっていうのにミッキ●マウスでも描いてこない限り受かってたんじゃないかな?
実は、応募開始当初は過去に制作してすでに個人のサイトやSNS等で発表済みの作品での応募はNGとなっており、コス勢や造形勢は全滅でしたが後に条件が緩和され、過去に個人のページで発表したことのある作品での応募も可能になりました。
自分も、本当は新規で絵を描いていきたかったのですが、私用で時間がなかったので、Twitterの投票で選ばれた過去絵を持っていきました。
狩人感謝祭に(イラストによっては)ちょっとだけ加筆して持って行きます!
— ラニャーニャ村のカク🐺狩猟感謝祭展示 (@kazuairou) 2018年6月19日
今までのイラコンとは違うこの方向性…個人的には大いにアリ。
まず、列に並ばなくて済むという特典。
当日は開場30分前の9時30分に出展者用の受付まで集合し、開場までの間に作品の設営を済ませて、10時までその場で待機という流れでしたが、これはつまり一般の入場列や大会予選参加者列に並ばなくてもいいということ。
今までのフェスタでは長時間の列待機はつきものだったので、これはとても嬉しかったですね。
さらに、参加者はモンハングッズの詰め合わせももらえます。内容は後述しますが、集めるのに手間がかかる各種ノベルティ類が一気に手に入るのはコレクター的に嬉しい。
もちろん、Twitterなどのファンコミュニティで見かける作品を、実際に見られたというのも基調な体験でした。
ギルドカードとモンハン部の壁
「ファンが作る」といえばこれも欠かせないモンハン部の壁。今年は以前Twitterで配布され、モンハン酒場等でも設置されている自己紹介カード記入コーナーも併設されていました。こっちも知ってる人が見つかると楽しい。
とりあえず俺の「アイルー村が好き」の頭に「ぎりぎり」と書き足したの誰や。
キャラクターグリーティング
開場から16時までの毎時0分~20分までの間には、ネルギガンテの前でキャラクターグリーティングも行われました。そう、毎時間。
登場キャラはハンターさん、受付嬢、オトモアイルーの3名。うち受付嬢は15時までの回のみ登場。ギャラのせいだろうな。
ちなみにこのアイルーは私の妻です。だってキスしたもん。
完全にアイルーにしかカメラを向けていなかったので写真は撮ってませんでしたが、ハンターさんがすごい。ゲームから繰り出してきたかのようなアクションを披露。しかもイメージ通り喋らない。
スリンガーポーズとかくつろぐアクションとか、完璧。
毎時間アイルーとのグリーティングができるという夢のような機会でした。
バックに鎮座しますネルギガンテのフォトスポットもなかなかの出来栄え。ネギちゃんに喰われたい人にとってはたまらないんじゃないかな、というくらい涎までリアルに再現されていました。
モンハンミュージアム
毎度おなじみのモンハンミュージアムも。ゲームの貴重な設定画を見られます。
しかし、会場ではカラーで展示されている登場人物の設定資料はパンフレットでは白黒でしか掲載されていないんですよね…
パンフの話が出たところで戦利品
自主制作出展者に手渡されるグッズ詰め合わせ。
- ポスター(マルチプレイスポットのものと同じモンスターアイコン柄(小)と、参加者によって絵柄が違う開発陣サイン入りポスター(大)
- ミニマスコットぬいぐるみ(参加者によってランダム)
- 集会エリア風ランチョンマット(マルチプレイスポットで配布)
- モンハン部キャンペーンのきんちゃく2種
- マフラー風タオル(各種試遊会にて配布)
- 名札と作品説明プレート(使用後持ち帰り)
- A4版シール2種(都合によりに次の画像に掲載)
過去に配布されたノベルティを中心とした内容になっていました。
こちらは通常の入場者特典だったり、自腹で購入したもの。
入場者特典
- オリジナル狩猟お見舞い申し上げますうちわ
- スタンプラリー台紙(後述)
- 各種チラシ
- A4クリアファイルバッグ(マルチプレイスポットくじ特典)
- ふせんブック(マルチプレイスポット後期特典)
- ストリートファイターのシール(いらない)(俺はパパにあげた)
- 限定プロダクトコード2種
購入品
- オフィシャルパンフレット
- アイルーおせんべい
あとはエポスカードブースでアンケートに答えるともらえたシール。
おせんべいはこんな感じ。650円とリーズナブル。
ただ、問題点も散見されました。ファンだから厳しいところは厳しく言います。
まずひどかったのが痕跡スタンプラリー。
スタンプラリーでどの痕跡が取れるか最後尾に掲示していないのはいただけない。せっかく列に並んだのに手持ちのスタンプラリーにない龍結晶の痕跡でゲンナリ。
— ラニャーニャ村のカク (@kazuairou) July 15, 2018
#狩猟感謝祭 pic.twitter.com/7M35lahEJm
いちいち列の先頭まで行ってどのスタンプか確認してから並ばなきゃ行けないのおかしい。企画したやつ出てこい。
— ラニャーニャ村のカク (@kazuairou) July 15, 2018
台紙によって正解のスタンプが違い、正しいスタンプを押さなくてはならないのに、どの種類のスタンプが押せるのかが列の最後尾に書いていないので、あらかじめ列の先頭まで行ってどのスタンプなのか確認してから最後尾に並び直さなくてはいけない。
予想より長くなった列への対応も遅く、ロープが敷かれるまで長い列が通行の妨げとなっていました。
自主制作作品展示でも、ノウハウが少ないからかしばし伝達不足な点が見受けられました。自分の前で並んでいた方が作品を持ってきていなくて、どうやら事前に応募したら運営側で飾ってくれると勘違いしていたようです。この辺はアナウンス不足。
まとめ
全体的に「モンハンが好きな人によるモンハンの文化祭」という印象を受けました。
来ている人は基本何かしらのモンハングッズを身に着け、モンスターやアイルーのぬいぐるみを外に出している。自主制作作品展示では思い思いの二次創作を展示し、ゲーム大会も当然大盛り上がり。これぞ「すべてのハンターが楽しめるイベント」として正しい姿だと思いました。
特に自主制作作品展示は来年もやってほしいですね。次こそは新規絵を持っていきたい。
そして 最 初 か ら フ ェ ス タ を や れ 。
いやしのアイルーちゃん画像でお別れとします。
さがしています
#拡散希望 #狩猟感謝祭 #幕張メッセ #落し物
— ラニャーニャ村のカク (@kazuairou) July 15, 2018
狩猟感謝祭からお帰りの方は今一度荷物の中にこのアイルーのミニマスコットが紛れ込んでいないか確認して欲しいです。11時前に奥のトイレ〜クシャルダオラ付近の一帯で落としました。
見つけた方はリプライをお願いします。 pic.twitter.com/w7zsEbWt0Y
スカイツリーでのアイルー村イベントで購入した思い出の品でした。